英文契約.COM　助言事例

この条項は重要故、全文を翻訳し、実際上どういう影響があるかを検討する必要があると思います。

通常、相手に迷惑を掛けない規定（INDEMNIFICATION）は双務条項にするものですが、ここでは片方だけの規定です。相手との力関係で決まってくると思いますが、双務条項を入れるように申し入れたらいかがでしょうか。

力関係にもよりますが、通常守秘義務規定は、双務的に規定するものです。この規定と同じ内容で、相手方にこちら側の情報の守秘義務を要求してみたらどうでしょうか。（それほど、一方的なものです。）　

厳密に規定するなら、除外規定として、「既に契約前に得ている情報とか、公知になっている情報」を除外規定に入れます。

当然な要求ですから、拒否できる内容ではありませんが、貴方の会社の特殊装置・器具などで、中身まで見られたくない場合は、特例で取り決める必要があります。

特に否定をする内容ではないと思いますが、下請けなどに使う会社についても、保証するように求めていますので、実情として可能か検討する必要があるでしょう。例外を規定することを申し入れるのも、一案です。

提出すべき証拠書類に役務などに関連した全ての領収書などが含まれると規定しています。現実的であるか検討を要すると思います。

直接の従業員ならともかく、相当広範囲に競合禁止規定を細かく規定していますので、実際に抵触する可能性がある場合は、事前に例外規定をして置く必要があります。

もし、少しでも競合する他の相手と取引が考えられるなら、具体的に了承を取って、例外規定をしておいた方がよいと思います。

当然な要求ですから、拒否できる内容ではありません。

特に否定したり、修正要求をする内容ではないと思います。

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